[積丹半島周遊]
積丹半島を周遊する国道229号線、この道路沿いには自然が作り出した大小の奇岩や岬が点在する、そしてそれらの奇岩、岬にはそれぞれひめられた伝説がある。
小樽を出て余市町に入りまもなくすると海面に突き出た奇岩「えびす岩と大黒岩」が見える、さらに進むと日本海の沖に突き出た「ロ−ソク岩」が見えてくる(高さ46mの)、そして古平のトンネルを抜けた所には犬が遠吠えをする時の姿に似た「セタカムイ岩」がある。
”えびす岩と大黒岩”
”ロ−ソク岩”
”セタカムイ岩”
えび岩と大黒岩は縁起の良い岩として記念写真を撮る人が多いが駐車スペ−スが狭いので要注意。
「ロ−ソク岩」はその昔、一人の若い猟師が海の怪物を退治するために海の女神から貰った兜と剣を海に落してしまい、それが岩になったと語り告がれている、「セタカムイ岩」にまつわる伝説は、漁に出たまゝ帰らぬ主人を案じて沖をみつめ幾日も幾日も待ち続けた犬が何時しか岩に化身したと言い伝えられている。
島武意海岸
神威岬
険しく神秘的な風景が広がる「神威岬」、岬の先端
まで遊歩道がのび、潮風に吹かれながらのんびりと
散策を楽しむことができる、岬先端からは海に突き出した「神威岩」を眼下に見下ろし、はるか遠くに目をやれば丸みをおびた水平線がみえる。
初夏には周囲にエゾカンゾウが咲き誇り彩を添える。
「神威岩」には悲恋物語の伝説があり、恋に破れた女性の化身と言い伝えられ、昔からこの海域では女性を船に乗せると海が荒れると言い伝えられ、かつては女人禁制の地だった。
女人禁制の地
積丹周遊(走行距離253q)を終え今宵の宿は北湯沢 「ホテル名水亭」 ゆっくり温泉に入りドライブの疲れを癒す、同系列の「ホロホロ山荘」「第二名水亭」の温泉に入る湯めぐり(マイクロバスで送迎)体験をした。
”島武意海岸”
神威岩
”積丹岬”