早朝5時、ホテルを出てレンタカ−で「荒川登山口」へ向かう、6時少し前に登山口に着く、まだ暗いので車中で朝食を取り明るくなるのを待って出発(AM 6:30) 歩き出すとまもなく日が昇り絶好のトレッキング日和、期待に胸弾ませ平均斜度2〜3度の平坦なトロッコ道をひたすら歩くこと2:40分やっと大株歩道に到着、ここからは急な山道が縄文杉まで続く。

登山道の両側に延々と続く青く苔むした森、木立の間から朝日がさしこみ今にも森の妖精が現れそうな神秘的な景色が広がる。

大株歩道を登り初めて40分植物学者:ウイルソン博士によって世界に紹介され一躍有名になった途轍もなく大きな屋久杉の切り株「ウイルソン株」(標高1030 mにあり、幹周り13.8 m株の内部は空洞になっていて祠が祀られている)が現れた。

小杉谷橋の上に敷かれたトロッコのレ−ル、このレ−ルは荒川登山口から大株歩道までおよそ8 q続く。
屋久杉の伐採が盛んに行われた1640年頃木材運搬用として使用されたもの。